Sunday, May 25, 2014

妙心寺 退蔵院のお庭


こちらは退蔵院のお庭です。退蔵院は、妙心寺の塔頭のひとつ。

水を使わずに、砂や石で流れや山を表現する、枯山水の庭園で有名です。この庭園は広さもかなりあって、見ごたえあります。

美しい砂紋は、ヒノキ製の砂熊手を使って引いているそうな。

入園するとすぐにこの方丈庭園が目に入り、その凛とした佇まいにはっと息を呑まされます。お庭にも精神が宿っているかのようです。
続いて、水を引いた池泉庭園である余香苑 へと回遊していきます。

東屋やお休みどころも、風情あるふうに作って、絵になります。池の錦鯉もきれい。

こんなにお天気もいいのに、人出も少なく、心ゆくまでこの静かな空間のエスプリを楽しめたのはついてました。

時間を気にせず、心の向くままというのはひとり旅の醍醐味でしょうか。
そして今日は下山する日となりました。写経をして、最後のお昼をいただいたら山をおります。

座禅も作務も、充実してました。畑での作業で手伝わせてもらった、玉ねぎの収穫は喜びでした。

最初ちょっとたいへんだった座禅も、学びの課程だったと思います。我が入っていたんだなと気づき、そこを注意するようにしたら、ぐっとラクになったようでした。

写経は書く瞑想、と和尚さんに教えていただいたのも印象的でした。

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