Monday, May 19, 2014

京都へ - 東寺・清水寺

午前中の新幹線で、ずっと来たかった京都へ行きます。

前に来たのはいつだったのかしらと考えるのですが、思い出せないので、もしかしたら修学旅行以来かもしれません。大阪や神戸には行ってるのですが。

去年から浮き浮きと計画を立てて、ようやく実現です。今夜は智積院(ちしゃくいん)さんという、真言密教系のお寺の宿坊に泊まります。

智拳印を結ぶ大日如来 


京都駅に着いてすぐタクシーでお宿へ。欧州から来るにしては小ぶりな荷物で来ましたが、やはりある程度はかさばりますから。

荷物を置いたら、早速まずは東寺へ。智積院さん場所がよくて、バスの便がいいです。バス一日券は500円でした。

東寺の境内はお天気もよく、気持ちよし。講堂に入ると、立体曼荼羅の21尊の仏様がずらりと並んで向かえてくださり、豪華で目も眩みそう。中央には光輝く大日如来様が。

ここの帝釈天様は、たいそうイケメンでいらっしゃいます。右の写真の左隅に、象に乗って写ってられます。

日本一高い木造建築である五重塔も拝観してから、バスで反対方向に、清水寺をめざします。

早緑のなかに輝く清水寺、感激の拝観です。月曜だけど、たくさんの参観者がいらしてました。男女共、和服姿で歩いてる人達が多く、いいなあと見てましたが、やってる人、日本人じゃない観光客がほとんどという印象を受けました。

宿坊に戻って精進料理の夕食をいただいてから、またバスで夜の祇園や先斗町の観光にもでかけました。もう賀茂川の納涼床が出ていて、初夏の宵を多くの方が楽しまれていたようです。

智積院会館では、10畳の立派なお部屋にひとりで泊まれ、大きな浴場もきれいで、他の宿泊客の方たちと談笑しながらゆっくりお湯につかれば旅気分。

智積院のお庭
朝のおつとめは宿泊者は必須ですから、朝早くから集合して、お堂に案内されます。密教では護摩を焚いたりするので、迫力あるおつとめを体験しました。

すばらしかったのは、何十人ものお坊さん方の声を合わせた声明。不思議な節回しで、うっとりするくらい美しい。参加者にはその後、名勝庭園を前に茶菓がふるまわれます。さらに宿泊者は、秘蔵の長谷川等伯・久蔵作の襖絵も見せていただけます。

ここ、おすすめです。京のお寺のたたずまいと、密教の神秘さとでほっこりできます。

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