Friday, November 15, 2013

Schaufelchen 豚肩まるごと

ドイツ料理の決定版のような、こんな一皿。
豚さんの肩のところそのまんまこんがりグリルしました。塩漬けになっているのか、ほどよく塩味が浸透していて、からしを付けていただくととてもおいしい。

ドイツ料理になくてはならないサワークラウトが付け合せになっています。サワークラウトのできもいろいろで、酸っぱすぎたり、味が薄かったり。おいしいのに当たると、実においしいのですが。

ここ、フランクフルトではアップル・ワインでこういうお料理をいただきます。一皿がすごいボリュームなのが、ドイツではご馳走ということらしいです。食べかけの写真でごめんなさい。

もうすぐ日本に帰省します。日本のご飯が楽しみです。

Sunday, November 10, 2013

NHK Trophy 2013

Mao Asada & Daisuke Takahashi
フィギュア・スケートのグランプリ・シリーズのひとつが、この週東京でありました。NHKトロフィーとしても知られています。

ドイツではかなり人気のあるスポーツでしたが、このところあまり上位にくいこむ選手がペア・スケーティングを除くといなくなってしまい、テレビで放送してくれることが少なくなってしまいました。

NHKトロフィーは、女子と男子のシングルだけ放送してくれたので、観戦できました。オリンピック・シーズンに、日本選手の優勝は心強いことです。

Ms. Yuka Sato

日本選手の活躍はもちろんうれしいのですけれど、これを見てて、「欧州勢がんばれ」ってヨーロッパ人選手を応援する気持ちが沸いてくるのが、自分でもおもしろいなと思いました。

25年も住んでると、住んでるところへの愛着というか愛国心というか、自然に出てくるみたいですねー。スペインのハビエ・フェルナンデス君なんて、ヨーロッパ勢代表としてなんだか応援しちゃうわ。



コーチとして選手指導にご活躍の佐藤有香さんが、ときどき画面に写ります。この方、とてもきれいになりましたね。内に秘めた強さと、包み込むような優しさが、その容姿に現れているかのようです。

こういう日本女性のたおやかさのある美しさがいいと思います。特に、眼のあたりがいいです。上品な目元といいますか。

目の前にあることに一生懸命に取り組んでいらっしゃる姿勢が伝わってくるようなただずまいです。

Thursday, November 07, 2013

秋の夜長に1977年の赤ワイン

欧州は冬時間になり、日照時間もますます短くなっております。

さらにお天気もいまひとつで、このところ雨模様です。気温は意外に穏やかで、今朝は17度くらいありました。

地場のりんごがでまわってきている時期で、近所の方からお庭のりんごをたくさん分けていただきました。

それを使ってりんごのタルトを焼きました。

長い夜は、おいしいものを食べて、おいしいワインなどをたしなみましょう。そろそろ飲まなくちゃ、ということで1977年のボルドーを開けました。

豊かなブーケと、しっかりしたボディの深みのある味わいでした。

Monday, November 04, 2013

大沢たかおさん

Takao Osawa
モデルで俳優の大沢たかおさん、すてきです。

写真貼っておきたくて。

かっこいい40代ですね。

Sunday, November 03, 2013

日曜劇場 JIN-仁- 見ました

2クール、完結編も全部見終えました。時間かかったけど、これやっぱり、一度見始めたら止まらないですよね。

一期目の11話の方が、暖かい気持ちで見てられました。

視点は江戸の人の方にあって、その人たちの眼に映る、不思議な現代人の仁。医療のことは何でも知ってて、欲が無くなんとも魅力的なキャラクター。

最新技術が未発達とはいえ、その時代に精一杯明るく生きている江戸時代の人達。裏をかえせば、今この現代に生きていられることのしあわせを実感させられると言いますか。江戸の人に申し訳ないような気持ちになります。

江戸の人の代表である橘咲の視点で仁が語られるので、見てる人も仁のキャラクターに魅せられてしまいます。

二期目の完結編の方は、視点が仁に移っていますね。悩み多き現代人の仁の眼に映る江戸の人たちや咲。だから今度は、咲がとても魅力的な人として視聴者の眼にも。

完結編はでも、喪失の物語だわ。悲恋の物語でもあるし。

仁は現代に戻っても、浦島太郎みたい。だって違う世界なんだもの。どんなに医療技術が進歩していようと、保険が整っていようと、存在が消えてしまっている人達がいるなんて。

二度と故郷へ帰ることはできなくなってしまったのね。それはとても悲しい。なにがどれだけ不備であろうとも、それだけの理由で不幸せだとは言えないわけで。

仁は、咲のいる江戸時代も失い、友永未来のいた慣れ親しんだ現代すらも失ってしまった。

どこにいようとも、「今」を大切に前向きに生きていくしかないのでしょうが、この喪失はとても痛い。私なら、もとの世界に帰してって言いたいな。たとえ自分の過去の努力が消えてしまうとしても。

ストーリーとかよくできてるなと思いましたが、ひとつ気になったのは、登場人物がたびたび大声で怒鳴っていることです。うるさいし、あんなに怒鳴ってしゃべるの、普通でしょうか?

主人がやってきて、PCの画面を見ている私のうしろでそっと、「日本人って、どなってばかりだな」って言っていきました。