Friday, February 28, 2014

ポークソテー

まあ普通とは逆パターン になるでしょうが、こんなに長い間、私が家にいると言うのも、主夫の主人にとってはどういうものかしら、とちょっと思いました。

いつもは仕事に行っていて、顔を合わせない時間も、ずっと一緒なわけです。

ここが勝負時、と言いますか。不平不満をぶつけ合わないように、できるだけ楽しくすごさなくちゃね。これを試してみるよい機会だと思ったのです、どうなるか。

なかなかうまくいったのですよ。お料理なんかもちゃんとして。けんかなんかもあまりせず。
 
本日はポークソテー。付け合せはきゅうりとトマトの入ったポテトサラダ。
たれが決め手ですね。お醤油、ケチャップ、お酒、おろしにんにく、はちみつの入ったたれを最後にからめます。

Wednesday, February 26, 2014

充実の6週間

暖かいので、もう咲き出した春の花
6週間もの長き病欠をすることになったことは、思わぬ贈り物をもらったような気分でした。
ソチ・オリンピックはたっぷり見ることができて、スポーツ鑑賞がもともと好きなのでうれしかったです。

ただし、テレビを視聴したりすることなどに対しては、もう以前のようにただ受身に楽しむことはなくなったなあ、と思います。他にもっとしたいことができました。

診断が出たときに決意したのは、この6週間はけして無駄にはしない、ということ。思う存分、有意義に使わせていただこう、という思いでした。勿論、足が動かないので身体を使ってやることは限られますが、幸い、したいことというのはそこではなかったので。

精神状態は自分で言うのもなんですが、今までにないくらい安定して落ち着いています。人生を楽しまなくちゃ、というモードかな。

仕事に関しても、こんなに休んで以前ならあせっていたかもしれませんが、これについても何にも考えてないという状態かしら。同僚とも電話などで話したりしてますが、お互い競争意識があるわけでもなくとってもいい感じ。ビジネスユニットの業績すら上がってるなんて、すごいです。1年前とは大違いで、ますます良くなるみたい。

この期間に主にしていたことは読書です。買い込んで溜め込んであった本の数々をやっと大分読めました。気づくこと、得ることもかなりありました。6週間をいただけたことに心から感謝です。

Tuesday, February 04, 2014

立春 2014

クラッチで両手が塞がっていると、座っていない限り、手を使った作業ができないんですね。
あさはかですが、こういう状況になってみるまで、想像してもみませんでした。

中身のあるカップやお料理の乗ったお皿も運べない。ポケットに入るものくらいしか移動させられない。雨が降ってても傘もさせない。

おとなしく休んで、早く直すことを考えた方がいいと観念しました。

今日は立春。古来は、一年の始まりの日でした。茶摘の八十八夜なども、立春から数えるのですって。気持ちを新たに、新しい年を始める覚悟で。

Sunday, February 02, 2014

ソチ・冬季オリンピックももうすぐ

今シーズンは三日間滑り足りないので、写真だけでもまたアップして眺めたりして。
この景色、このお天気、この挑戦しがいのあるスロープ。かき立てられます。来年までおあずけですか。

この金曜日にはもう、ソチ・オリンピックの開会式ですね。
考えてみたら、お休み中なので2週間まるまる全部オリンピック観戦も可能なのだ。思いがけないプレゼントのよう!

Saturday, February 01, 2014

他人の親切

オーストリアの外来診療所では、お医者さんも看護士さんも、救急隊員もみんなとてもフレンドリーでした。診療所までの輸送とかは請求が来るのですが、多分ある程度保険でカバーできるのではないかと思ってます。今、書類処理中です。

地元の診療所でのレントゲン撮影だけでははっきり診断できないとのことで、近くのもっと大きな町、Imstまで行ってMRTも撮りました。この行き来も医師の指示ということで、手配してくれました。

家に帰る時には、慣れないクラッチで電車の乗り降りの高い段差をうまく通れなくて、うしろにすっころんだりしてるの。でもね、ドイツ人親切なんだ。気遣ってみんなで起こしてくれます。

帰ってから、街中のお医者さんに行こうとして、地下鉄に乗りました。最寄り駅は地上駅なものですから、3段くらいの高い乗降口を登らなくてはなりません。登れなくて身動きがとれなくなってると、4人か5人くらい私のまわりに集まって、寄ってたかって助けてくれました。こういう時、ドイツの人ってほんと、頼れる。