懐かしいお友達がまたひとり旅立ってゆかれました。
35年くらい前に初めてお会いした時は、(ま、お互い様ですが、)まだぎこちない若さの残る印象でしたが、次第に厚みのある人格になっていき、近年では穏やかな包容力のある男性になっていたと想像します。
日本と欧州で離れていたとはいえ、そういう空間や時間的な距離感を越えるものを感じていました。
眼も覚めるような美男なのに、おかしさの妙もただよわせ、人生なかなか波乱万丈だっただろうに、落ち着いてらっしゃいましたね。
出張でドイツにいらした時は、フランクフルトのゼンケンベルク博物館に3人くらいで行き、その時、「暗闇が恐いから一人にしないで」なんてあとの2人を唖然とさせた言葉を吐かれてたのを思い出します。
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